デッドヒートの先に [Cuentito(青空文庫)]

6回目
『民芸品の部屋で 我々はメキシコ美術をこうみる』芥川沙織
1955年
この方は芥川龍之介の息子の也寸志と結婚し、のちに離婚した画家
メキシコにおいて、民芸品にもルフィーノ・タマヨの現代作品にも通底する、
国家・国民・歴史と芸術との直線的な関係や風土に彼女は憧憬を覚える
この文章に言及されるメキシコ展とは1955年東京国立博物館で開催されたメキシコ美術展のことで、
これが当時の日本の芸術家に相当なインパクトを与えたようで、
実際メキシコに渡った画家もいたのだ


本文とは関係ないフィルム写真
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